街角フェロモン No.15 スケート

No.15 スケート

最近のウィンタースポーツっていったら、スキーよりもすっかりスノボーって感じになりましたね。
でも雪見野の場合、ウィンタースポーツっていうと、断然スケートだったりするんですよ。

雪見野流のスケートの楽しみ方ってってのがありまして、
まず女の子と二人で行くのが基本。それも滑れない子。
そういう子と腕組んでリンクを回るんですよ。
彼女は滑れないから、ギュって自分の腕を掴んだりするんですよ。
するとついでに、胸もギュって自分の肘にあたったりして嬉しいじゃないですか。

彼女夢中だから自分が何してんだか気がつかないの。
その相手が初デートだろうとなんだろうと、
ごく自然な形で胸がギュッ…ですからたまらないはずなのですよこれって。

でも、いくら肘といっても所詮は肘なわけで、
なんで手のひらほどの感覚が肘に無いんだろうって、逆に悔しくなったりするんですよ。
手だって内側で胸触るのと甲の方で触るのとじゃ、気持ち良さが全然違うわけだから、
その内側の感覚神経が肘にも欲しい！とかって思うわけですよ。

もしそうなったら、冬だろうがなんだろうが自分は、半袖ですよ、半袖！
で、肘でグイグイしまくり。
もう手のひらでグイグイ胸触ってんのと一緒だから、
きっと気持ちいいだろうなぁ、と…。（ちょっと遠い目…）

ついでにいうと、背中にもその神経欲しいですよね。
よくバイクのタンデムとかで、後ろに乗ってる女の子が前の男に体を密着させると、
「せ…、背中に胸の感触がぁぁぁ！」ってシチュエーションあるじゃないですか。
あれをやるんですよ。
背中が手のひらの感覚ですからね、これまたたまらないはずなのです。

もしそうなったらもう、片っ端から女の子後ろに乗っけて一年中走り続けますよきっと。
しかも上半身裸で。

まあ結局はそんなことよりも、
現実ですね、現実の「肘に胸がギュッ」が限界ですから、
このささやかな楽しみを期待して、今シーズンもいざスケートへ…！

「コットンコミック」１９９７年１月号より

■有料画像一覧はこちら■
●　No.01～07

▽雪見野ユキオの電子書籍はこちらから▽
ＰＣ用
●　DMM（デジタルメディアマート）
●　電子書店パピレス

ケータイ用
●　ケータイ★まんが王国
●　DMM.ADULT 電子書籍

ブログランキングに参加中☆
よろしければ１クリックいただけると嬉しいです。
↓↓↓