No.61 電車見下ろし
電車に乗ったのに座れない時、
皆さんはどこへ立つでしょうか?
雪見野はドア付近。
窓の外を見るんじゃなくて、
隅の席に座ってる女の子の胸元みたりなんかして…♪
たまにいるじゃないですか、
肩越しから覗くと胸の谷間見えてる子。
吊り革につかまって正面に立ったら絶対見えないような胸元でも、
ちょっと肩越しに回るだけでアラ不思議…、
ブラジャーさん、こんにちは。
胸の谷間さん、こんにちは。
だから、あの手すり付近って、
雪見野のベストポジションだったりします。
おまけに、
その女の子が本なんか読んじゃってたりしてうつむいてたりすると、
こっちの視線にまったく気づきませんし…。
だからといって、
あんまりこっちも覗きこむようにして見ていると、
他の乗客から怪しいヤツと思われてしまい、
それもちょっと理不尽です。(なにが理不尽なんだか…)
そいう時はですね、
二日酔いとかで気持ち悪いふりして、
手すりにもたれかかったりするのですよ。
自分の腕に顔をうずめたりなんかしながら…。
で、周りから自分の顔が隠れる中、
こっそり目だけは谷間チェ~~~ック!
もう思いっきり前のめり!
あとですね、
女の子が隅に座ってなくて、
3~4番目くらいの遠くに座ってる時でも、
ちょっと斜め横からだと、
意外と胸元が良く見える時ってありますよね。
ちょっと胸元が開いた開襟シャツタイプなんかだと、
胸元に隙間が出来て、
ブラジャーがチラチラ見えたりして。
あれは真横に座っちゃダメなんですよね。
たまにそういう女の子が真横に座ってると、
自分の視野では、なんか目じりの隅の隅の方で、
肌色の面積が多い胸元を感じ取る時があります。
でも真横ゆえに、
まさか首を横にひねって胸元を確認するわけにもいかず、
かえって離れていた方が直視出来る時がありますよね。
いや、真横の場合でも、
「今、ここは何駅?」
みたいなふりして、
窓の外に首をひねりつつ、
目だけはしっかり胸元チェックしてたりなんかする
なんだか気味の悪い体勢の雪見野さん。
やっぱりじっくり見たい時には、
やや離れて。
…がいいですね。
さて、
とはいえ、このドア付近のポジション、
実は電車が混んでる時って、
乗降客に押されて他の位置まで流されやすいんですよね。
「こ…、この手すりは放さないもんね!」
ってなカンジの雪見野、
棒倒し競技で棒持たせたら、強いだろうな~。
「コットンコミック」2002年9月号より
■□■ 雪見野ユキオ ■□■
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