街角フェロモン No.48 洗濯物

No.48 洗濯物

住宅街を歩いてると、つい目がいってしまうのが、
道路沿いに干してある洗濯物。

特にひとり暮らしの女の子が住んでそうなアパートの洗濯物って、
無意識にチェックしてたりするもんですよ雪見野ってば。

やっぱり下着なんか干してあるのを期待して見ちゃったりするわけですが、
まず下着が見られることはないですね、若い女の子の下着関係って。

ブラジャーにしろパンティーにしろ、
干してあるのは大概、いかにもおばちゃん系ばっかり。

まあ女の子が下着を干す時には、
ちゃんと外から見えないようにうまく干してることくらいは知ってるんですが、
決して世の中の女の子全員がそうしてるとは限らないわけで、
１％の望みがある限り、今日も雪見野は洗濯物チェックを怠るわけにはいかないのです。

おっと、
ここまで書いて気がつきましたけど、
この書き方ではまるで下着泥棒みたいじゃないですか雪見野は。

違うんです、下着を見ても妄想するだけ。
妄想して楽しむ。
盗りませんからね、念のため…。

洗濯物もいいですが、
洗濯物を干してる姿ってのも、
なんか期待させるものがありますよね。

たとえば、あるマンションの横を歩いてたりなんかして、
ふと頭上を見上げると、
２階のベランダで若い人妻が洗濯物を干していて、
よく見るとショートパンツの隙間から白いパンティーがチラリ、
まさか人妻は下からそんな風に見られているとも知らずに、
黙々と洗濯物を干すのであった…。

なんていうシチュエーション、
なんだか期待しちゃうんですよね。

それとか、

隣に住むきれいなお姉さんが、
日曜日にＶネックセーターなんか着て洗濯物を干している、
洗濯かごから脱水の終わった洗濯物を前かがみになって取り出すたびに、
胸の谷間がチラッ、チラッ、なんて憧れちゃいますね～、こういうの。

こんな妄想ばっかりしてるから、
道路沿いに洗濯物が干してあったりすると、
つい目が行っちゃったりするんですよ。

洗濯物といえば、
忘れちゃならないのが、コインランドリーですよ。

雪見野も何年間か使ってた時期がありまして。

あれって当然、女の人も使うわけじゃないですか。

って事は、
自分の前に誰かしら女の人がその洗濯機を使ってた可能性は充分あるわけで。

そんなことを考えると、

「今日こそ誰か女の人がパンティーの１枚くらい洗濯機の中に忘れているんじゃないか？」

なんて期待して、
毎回洗濯機のふたを開けるのがハラハラドキドキだったですよ。

逆に、自分がパンツ忘れていっちゃった事ありましたけどね…。

イヤだったでしょうねぇ、あとから使った人…。

あとコインランドリーといえば、
ぐるぐる回るあの乾燥機ですよね。

スイッチだけ入れて、本人がどっか行っちゃってる留守の乾燥機って結構あって、
あれって外から中身が見えるもんで、ブラなんか回ってるの見ると、
ひたすらそれで持ち主の容姿やら下着姿を妄想して喜ぶ、と。

…なんだか今回は街角フェロモンというよりは、
妄想フェロモンになってしまったような気が…。

まぁ良しとしましょう。春だし…。

「コットンコミック」１９９９年５月号より

■□■　雪見野ユキオ　■□■

■　街フェロ本編　目次　■
●　No.01～No.40

■　有料画像一覧　■
●　No.01～07
●　No.08～19
●　No.20～29
●　No.30～40

▽雪見野ユキオの電子書籍はこちらから▽
ＰＣ用
●　DMM（デジタルメディアマート）
●　電子書店パピレス

ケータイ用
●　ケータイ★まんが王国
●　DMM.ADULT 電子書籍

ブログランキングに参加中☆
よろしければ１クリックいただけると嬉しいです。
↓↓↓