街角フェロモン No.34 女性ライダー

No.34 女性ライダー

バイクに乗ってるおネーサンて、
なんかカッコイイですよね。

よくカラオケビデオなんかに出てくるような

港にバイク停めて、ヘルメットを脱ぎ、
長い髪がサラァ～みたいなの結構好き。

街中でもたまに女の人がバイク便とかやってるのを見かけますが、
フルフェイスのヘルメットをかぶってられると、
どうにも中の顔が気になってしょうがないですよね。

これって、
顔がわからないからこそ、余計に美人に思えてきちゃって、
期待とか理想だけが勝手に膨らんだりするんですよ。

で、体つきなんかは男っぽいライダースーツとか着てるわりには、
しっかりと体のライン出てたりして、
胸とかお尻とかが、かえって強調されてるんですよ。

おまけに、
あのライダースーツの下には何を身につけてるんだろう、

みたいな事を想像すると、どうしても雪見野の場合は、
峰不二子みたいに素肌に直接、ってのを想像、
というか、期待をしちゃうんで、
そういう目で女性ライダーを見てると、なんか幸せ。

あと、バイクにまたがってる姿がまたそそるんですよね。

お尻をで～んと突き出して、
股を思いっきり開いてシートに押し付けたりして、
いやらしいなぁ～！いやらしいですよ、まったく～！

もう雪見野なんか、
“またがる”って言葉思い浮かべただけで、
頭の中ピンク色ですから。

そういえばたま～に、
ヘルメットの後ろから、束ねた髪が出てたりするのを見つけて、

「おっ、女性ライダーだ！」

って、ワクワクしながら近づくと、
実はただの長髪男だったりする時ありますよね。

これはやめてほしい…。

もうこっちとしては、固定観念で女性と思って見始めてるんで、
そのお尻見ながら半分くらい欲情してただろっちゅー話です。

これは男として一番情けない瞬間ですよ本当に。

まあそんなこともあれば、

見なきゃ良かった…、

ヘルメットかぶったままでいてほしかった…、

っていうお顔立ちの女性もいますからね。

やっぱりヘルメットがあるからこそ、
女性ライダーには、特有のフェロモンが出るんでしょうね。

って事は、
我々としては、そこであえて、

ヘルメットの中を見ない

という勇気を持たなくてはいけないということですね。

とまあ、こんなまとめ方で今回はいかがでしょう…。

それではまた。

「コットンコミック」１９９８年３月号より

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