街角フェロモン No.47 居酒屋

No.47 居酒屋

雪見野もたまには居酒屋なんぞに行くこともあるわけですが、
だいたいは男３人くらいで飲んで、人生語っちゃったりするのがいつものパターン。

ま、そういう飲み方もいいんですが、
やっぱり酒の席に女っ気がないのは寂しいものでして。

で、ふと横を見ると、
学生達のグループが飲んでたりするわけですよ。
男女半々くらいの人数で。

そうするとそっちの女の子達のことが無性に気になってきちゃうんですよね。

酔ってるせいか、妙に女の子全員が美人に見えちゃって、
そっちのテーブルだけが、やたらと楽しそうに見える時って皆様ありませんでしょうか…？

で、特に気になるのは、ミニスカートの女の子。

でっかいテーブルに座敷スタイルの白○屋みたいな居酒屋で、
こういうミニスカートの女の子と隣り合わせになっちゃうともうダメ。
太ももが気になっちゃって気になっちゃって。

女の子の方も長時間飲んでるとお尻が痛くなるのか、
何度も座り直したりするもんで、そのたび、

「おっ、パンツ見えるかな！？」

なんて目線がそっちに行っちゃうんですよね。

おかげで、一緒に飲んでる相手の話なんか聞いちゃいないって状態で。

たまにわざと落とした割り箸を拾うふりして、
テーブルの下に数秒間頭をくぐりこませてる自分。

そこでたまに悲しくなるのは、
脱いだコートとか上着を、太ももの上に置きながら飲んでるミニスカートの子。

「キミは何のためにミニスカート履いてるんだ！」

って、思わず怒りたくなりますが、
居酒屋でエッチな目をした隣のテーブルの客の為じゃないことだけはたしか…。

別にパンツが見えなくてもいいから、
雪見野は、ひざの横の曲げたしわの部分を見たかったりするんですよ。

誰でもひざを曲げると関節にしわがよって、
オマ○コみたいになるじゃないですか。

ちなみに、腕を曲げたときにも出来ますが、
このワレメみたいの好きなんですよ雪見野は。

だから座敷なんかでミニスカートの女の子が、
ちょこんと座るのを見ると、つい見ちゃいますねぇ、この部分を。

って、書いてみたところで、
はたして何人の男性がこれに共感してくれるのかは、知ったこっちゃないですが、
毎回こんなことばっかり書いて、本当に大丈夫なんだろうか雪見野は…。

春も近いし、日ごろの行動には気をつけ…、
あ、もう春か！？

花見行かなくちゃ…！

「コットンコミック」１９９９年４月号より

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