No.30 床屋
散髪へ行って秘かに楽しみにしているのが、
顔を剃ってもらう時。
新人の理容師見習いみたいな子が、
その時だけ交代でやってきて、
そりゃあ真剣な手つきで自分のヒゲを剃ってくれるわけですよ。
で、その時なんですよ、
その子が立った位置から反対の面の顔のヒゲを剃る時、
ぐっとその子が身を乗り出すわけですね。
当然その子の胸が、
自分の顔の真正面に来たりして、
時には、むにゅっと押し付けられる幸運があるわけなんでして。
本人、刃物を扱ってるせいか、
夢中でそんな事には全然気づかず、ヒゲと格闘中。
もうこんないい思いが出来るなら、
頬だろうが血管だろうが、ドンドン好きなだけ切って!
ボク痛くないもんね!
の世界だったりします。
・・・・・・・・。
すみません。
嘘ついてました。
こんなおいしいシチュエーション、
現実にはそうそう無いですよね。
でもそうは言っても、
全部が全部嘘じゃないです。
嘘は年齢の部分だけ。
実は雪見野の通ってる床屋ってのが、
中年夫婦二人でやってまして、
そこのおばちゃんがこれやってくるんですよ。
もう恥じらいがないのか、本当に無意識なのか、
むにゅうってやってくるんですよ。
「(おばちゃんのなんかじゃ嬉しくないよ!)」
と思いつつも、
ついズボンの前が膨らんじゃうのが男の悲しいところ…。
で、またそういう豪快なおばちゃんに限って、
妙に巨乳だったりするの。
だからそういう時は、目ぇつぶるわけですよ。
胸の感触だけ脳に送って、頭の中では、
「(この胸は紀香だ!藤原紀香だぁ!)」
って思い込む、と。
…そのうち
こんな美容院ネタでマンガを一本描いてみたいと思ってるんですが、
なにせ、背景とかマジで面倒くさそうで、
つい二の足を踏んでしまったりするんですよ。
ってそこで、
「雪見野のマンガは普段から背景描きこんでないから一緒じゃん!」
とかっていう鋭いツッコミいれないようにそこ!
でもこんなシチュエーションくらいで無邪気に喜んじゃうんですから、
本当男って情けないです…。
「コットンコミック」1997年12月号より
■□■ 雪見野ユキオ ■□■
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